2019/07/24 07:45
無添加とは言っていないけど自然派として
売っているものについて考えてみましょう。
有名商品の洗浄成分のみ記載します。
ヤシノミ洗剤
界面活性剤(16%
アルキルエーテル硫酸エステルナトリウム、
脂肪酸アルカノールアミド)
フロッシュ
界面活性剤(17%
アルキルエーテル硫酸エステルナトリウム、
アルキルグリコシド)
以上、お肌にやさしいイメージですよね。
次に一般的な合成洗剤をみてみましょう。
ジョイ
界面活性剤(34%
アルキルエーテル硫酸エステルナトリウム、
アルキルアミンオキシド)
MAJICA
界面活性剤(31%
アルキルアミンオキシド、
アルキルエーテル硫酸エステルナトリウム、
ポリオキシエチレンアルキルエーテル、
アルキルスルホン酸ナトリウム)
気づいていただけたでしょうか。
どれも
「アルキルエーテル硫酸エステルナトリウム」
が主成分。
上の二つは何が違うかと言えば、
’’’濃度’’’!
結局のところ、ヤシノミ洗剤やフロッシュに
ついては濃度が薄いだけで、主成分は普通の
合成洗剤と変わらないと言えますね。
薄いだけでいいならスポンジに普通の
洗剤を含めてから水で薄めれば済む
ではないか・・・
と考える人も多いかもしれませんね。
自然派由来とは言え、合成し、この成分に
なってしまえば、手に与える影響は同様。
イメージ戦略でメーカーが潤うことは
あっても、それを理解せずに鵜呑みする
利用者にとっては危険を伴うことです。
市販には’モイストタイプ’も出ていますが、
手肌ガード成分も入っていますので、
比較的対策にはなっている理解でも良いかと
思います。
ただ、それにも添加物がたくさん入っている
ことは理解した上で選んでいただけたらと
思います。